地球温暖化トピックに絡め、今回は新聞記事「気候安保」(朝日新聞 2008年12月6日)の
問題点ピックアップ(ステップ1)を行ないました。
地球温暖化の問題点を多角的に見られるよう、「安全保障問題」からのアプローチです。
●軍が省エネを競い効率アップ
●原則曲げてもインドへ核燃など輸出
といった見出しが書かれた記事をどう子ども達は読み解くか。
チーム毎に自分達が出した問題を比べ、問題の絞り込みをしてもらいました。
以下子ども達があげた問題点。
1.軍の活動で出ている二酸化炭素のうち73%は空軍が占めているので、
まず空軍が出すに酸化炭素を減らさねばならない(フィンランド)。
2.原子力供給国グループ(NSG)が温暖化を招く二酸化炭素の削減のため、
(核拡散条約未加盟の)インドに核燃料や原子炉等の輸出を例外的に認めるので、
核戦争が起こるかもしれない。
3.水不足や食料生産の減少等で飢餓になった人が他の国へ行き、食料で争うかもしれない。
4.二酸化炭素削減のために、原発に頼ろうとする傾向は途上国にも広がりつつあるので、
世界的な核拡散は無くならないかもしれない。
日本は被爆国。それゆえ、子ども達も広島原爆の知識が少しあります。
でも、核の恐ろしさがどんなものかは、もちろん未体験ゾーン。
自分たちが話し合って出した問題点も、今イチぴんときていないかも知れません。
核拡散/途上国/原発……難しい言葉のオンパレード。
話し合っては、考えが止まり、止まっては動き…の繰り返しでした。
それでも、「二酸化炭素が出て地球が暑くなる」以外の問題点が提起出来た事は、
今後のCmPSトピック決めに有益な視点を付け足したのでは、と期待しています。